17世紀初期頃から城下町として栄えてきた弘前市は青森県の西南部に位置し、 東には奥羽山脈の八甲田連峰を望み、西に美しい秀峰「岩木山」(標高1,625m)を有し、南には世界遺産に登録されている白神山地が広がり、その中を南北につらぬいて流れる清流岩木川が日本一の生産量誇るりんごとおいしい米を実らせる広大な津軽平野を潤しています。 「史跡弘前城」をはじめ名所旧跡を往時のまま残し情緒ただよう歴史的な趣を持っています。
また、「走れ!さわやか津軽の大地」をスローガンに行われる岩木山スキーマラソンは、国内外からの参加で、フルマラソン(42.195キロ)をはじめ18種目のスキーマラソンで熱戦が行なわれ、厳しい寒さを忘れさせてくれます。 創建1,200余年の歴史を持つ岩木山神社、岩木山の神々に五穀豊穣と家内安全を祈願する「お山参詣」、旧暦の小正月に「沢田神明宮」で行われる「ろうそくまつり」は、大小のロウソクが幻想的な雰囲気を醸し出します。 特産品としては、りんご、りんごジュースをはじめ、嶽キミ、マタギ飯、こぎん刺し、津軽塗り、地酒等があります。